年間行事
日々のお勤め
朝夕の勤行
圓徳寺の1日は朝の勤行から始まります。静かな本堂の中で、御本尊様と向き合い法華経を唱えます。
法話の準備
写真は法話の準備をしている様子です。どのような内容にすると若い方からご年配の方まで、身近に仏教の教えを感じとって頂けるか。いつも住職と副住職で議論が尽きない時間です。
卒塔婆(板塔婆)書き
先代の今榮雄上人は卒塔婆を「亡くなった方に送るお手紙のようなもの」と表現しておりました。卒塔婆に南無妙法蓮華経というお題目と共に法号を書き入れ、お経をあげることで、故人をご供養します。
墓地にてご供養
写真は歴代の住職が眠るお墓です。現在まで繋がってきた圓徳寺400年のご縁に思いを馳せながら、これから繋がっていく未来へ祈りを捧げます。
萬霊塔のご供養
一般的に後継者のなくなった、誰もお参りのない合祀墓を「無縁塔」といいます。
しかし直接の血縁にあたる後継者はいなくなろうとも、圓徳寺に埋葬されていることで、圓徳寺とのご縁は続いております。そのため圓徳寺では無縁塔を無縁ではなく「萬霊塔」と呼んでおります。
墓地の管理
お参りに来る方がいつ来ても気持ち良くお参りできるよう、墓地の管理をすることも日々のお勤めの一つです。仏花の清掃、草むしり、水桶の確認など多岐に渡ります。
本堂の清掃
圓徳寺の本堂にある仏具は古いものになると200年以上も前から伝わるものになります。日々感謝の気持ちを込めて、次の世代に繋ぐために大切に管理しております。
年間行事
行事の日程に関しましては、年によって変更する場合がございます。
一月
正月参拝
正月三が日は、仏前に鏡餅を飾りお経と共に新年をお祝いします。
二月
2月15日 釈尊涅槃会
2月16日 日蓮聖人降誕会
仏教ではお釈迦様が亡くなった日を涅槃(ねはん)といいます。お釈迦様が涅槃に入った日である2月15日に合わせて、当山では釈迦涅槃図を公開しております。
三月
3月17~23日 春の彼岸会
昼と夜の長さがほぼ同じになる春分の日を中心に、前後3日間合わせた7日間を「春の彼岸」といいます。
春分の日に行う法要(春の彼岸会)の際には、粗菓をご用意して檀信徒の皆さまをお待ちしております。
四月
4月8日 釈尊降誕会(花まつり)
仏教ではお釈迦様の誕生日のことを「花まつり」といいます。
当山では、写真のような「花御堂」を作り、お釈迦様の像に柄杓で甘茶をかけて祝います。
五月
5月12日 伊豆法難会
六月
七月
7月13~16日 お盆
7月20日 施餓鬼会
当山では7月にお盆行事を行っております。
施餓鬼法要を行い、すべての精霊をご供養します。
八月
8月27日 松葉ヶ谷法難会
九月
9月12日 龍の口法難会
9月20~26日 秋の彼岸会
春分の日から半年が経ち、再び昼と夜の長さがほぼ同じになる秋分の日に、秋の彼岸会を行います。
萩の花が綺麗に咲く中、多くの方がお墓参りにいらっしゃいます。
十月
10月20日 日蓮聖人御会式
当山では10月に宗祖である日蓮聖人のご命日の法要を行います。
代々受け継がれてきた伝統として、入滅された時に咲いたといわれる桜を本堂に飾っております。
十一月
11月11日 小松原法難会
十二月
12月 お焚き上げ
1F本堂のストーブにて定期的にお焚き上げをしております。
年の瀬は、多くのお焚き上げをする時期となります。